入院から退院まで

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保険請求

退院して落ち着いてきたころ、そろそろ保険の請求をしようと書類を揃えた。生命保険の入院医療保険の請求は簡単だった。今までの領収書と請求が10万を超えるものは診断書を付けるといったものだった。傷害保険の方は領収書と、保険会社によって書式や呼び方...
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退院に向けて

2月も下旬に入ると機能も随分と回復し、退院に向けての話が出始めた。回復期リハビリテーション病棟は入院期間に縛りがあり、大腿骨や骨盤の骨折などは最大90日、脳血管疾患や頚髄損傷などは最大入院期間180日が認められている。夫の場合も3月下旬まで...
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リハビリ病院

急性期病院からリハビリ病院へ転院となり、これ迄よりもっとリハビリに力を入れていくことになる。リハビリは午前と午後の2回で土日祝も関係なく毎日行われる。OTとOPの担当が決められ患者一人一人に寄り添ったメニューが組まれる。また、日常生活を送る...
頚髄損傷

回復期

リハビリを続け座位や立位が出来るようになると、そこからは驚異的な速さで体の機能が回復していった。急性期の内から早期にリハビリを行うことが如何に大切かを間近で実感した。『安静臥床の害』というものがあって、活動をせず安静にすることで、最大酸素摂...
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起立性低血圧症

ケガで運ばれた日に医師が言ったように、夫は1週間過ぎても座れる気配さえ無いままだった。排便障害もあるのか便秘が続き看護師さんに摘便(便を掻き出す)や浣腸をしてもらっても3日か4日に1度しか排便がなく苦しんだ。腹圧が弱いため、笑う時も「ハ、ハ...
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疼痛

夫はケガをしてから常に首や肩、手足の痛みや痺れに悩まされていた。ほぼ全身だ。少しでも楽になるよう、腕を乗せるクッションを置いてみたり家族で代わる代わるマッサージをして紛らわせていた。それでも神経を損傷しているため、突然理不尽な痛みが起こる日...
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高圧酸素療法(HOB)

ICUに面会に行くと、リハビリの効果か初日よりも更に足を左右に動かせるようになっていた。その日は、看護師が箱のような機械を持って現れ、「ちょっと苦しいですよ~」と優しい声で言った。が、機械のスイッチを入れた途端ゴォーと音が鳴り、そこから延び...
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再生医療

今回のケガの経緯はチームメイトの話によれば、夫が守備で捕球しようとしていた所にランナーが衝突、そのままパタリと倒れそれきり反応が無くなってしまったそうだ。ぶつかった瞬間を見た者は誰もいなかったが、近くにいた人は「ブチッ」という鈍い音を聞いた...
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リハビリ

ICUでの面会は親族のみに限られ時間も制限があった。インターホンで名前を告げ自動ドアを開けてもらい、ロッカーにすべての荷物を入れ靴も病院のサンダルに履き替える。最後に手指の消毒を念入りに行ったうえでやっと入室する事が出来た。病室に行くと、や...
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頚髄損傷と後遺症

看護師に呼ばれ、パーテーションで仕切られた小さな部屋に通されると、医師が数枚の写真を指しながら淡々と説明をし始めた。「3.4番頚髄に損傷が認められますね、白っぽく映ってるところです。それと5番目の頸椎を骨折しているようです。ボルトで固定する...